誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

「家族ぐるみの付き合い」結末

「家族ぐるみの付き合い」の結末。


→ 家族ぐるみの付き合い
「家族ぐるみの付き合い」 その後


土曜日、夫が会社の人からもらってきたチケットで、スポーツ観戦に行った。夫だけでなく、息子も私も、思いのほか楽しむことができ、楽しい一日だった。日曜日は、夫と息子は「父の日ゴルフコンペ」に出かけた。私は、前日できなかった家事をして、甘党の夫のため、父の日のケーキを買いに行った。そして夜、ゴルフコンペから戻ったふたりの話を聞きながら、皆でそのケーキを食べた。全ては、予定通り。面倒くさいことも何もなく、家族で完結する週末だった。


夜、息子が寝た頃になって、メールが来た。あの、夫の友達夫婦の妻のほうからだった。それは写真を共有する招待メールだった。嫌な予感がする。開いてみるとそれは土曜日の「父の日を一緒に祝う集まり」の写真だった。スナップ写真が10枚ほど。皆がちゃんとこちらを見ているような写真ではないので、判断が難しかったが、そこには、友人夫婦家族と、どちら側のか分からないが祖父母らしき人達。それと、見たことのない家族が一組映っていた。最初に招待されていた、私たちも付き合いのある共通の友人家族は来ていなかったようだ。


この写真を送ってきて、私にどうしろというのだろう?「楽しそうですね。行けなくて残念でした。」とでも言うべきか?


やはり夫は何も言わない。相手の出方を待とう、と思っていたのは、私だけでなく、夫もなのかもしれない。ふたりとも同じ作戦だと膠着状態になってしまう。しかし、結果的に、私は訳の分からない集まりに行かなくてよかったし、気を使わない有意義な週末を家族で過ごすことができたので、良しとする。