誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

フラッシュバック?

遠い国の月子

何で、あんなもの観ちゃったんだろう。DVDを整理していて、つい観てしまった。ずいぶん前に、録画しておいたテレビ版の「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」。大泉洋主演のやつ。おかげで寝不足だ。


最後の方で、母が病院で亡くなるシーン。もう、辛くて見てられなかった。


私は両親とも亡くしたが、どちらも最期を看取っていない。母は自死してしまったし、父の臨終には間に合わなかった。


だから、最期の時に、手を握って「お母さん」とか「お父さん」とか言うことができなかった。言いたかった。言ってあげたかった。それができなかったせいで、私は今でもグジグジといろいろ考えてしまうのだと思う。もちろん後悔がある。それと、するべきことをしなかったことで、何か消化できていない重いものが心の中にあるのだ。


特に、母の自死の後。残された闘病中の父の手前、母の死を心から悲しめなかった。父の前では、必要以上に明るく振舞って、馬鹿みたいに元気でいた。母の自死を許せないという気持ちも強かった。どうして病気の父を残して、一人で逝ってしまうことができたのか、と。「お父さんも病気だけれど、お母さんも病気だったんだよ。心の病気で亡くなったんだよ。体の病気で亡くなるのと変わりないよ。」と、両親を私より近くで見てきた妹が言った時、初めて少し泣けた。


そんなことをドラマを見終わって思い出した。久々に辛い気分になってしまった。これ、フラッシュバックというやつ?でも実際は、両親どちらの最期にも立ち会っていない訳だから、私の想像でしかない。ちょっとフラッシュバックとは違うだろう。ドラマのシーンと、両親の最期を想像した映像が、頭の中で際限なく流れ続けている。