誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

母の死(3)

遠い国の月子

私が生まれた後、母は産後うつになったと聞いている。
当時は産後うつという言葉も診断もなく
ただ産後の肥立ちが悪いと言われていた。
生まれたばかりの私の面倒がみられないため
父の母が田舎から出てきて
家事育児の手助けのためしばらく同居していたらしい。
翌々年には妹が生まれたが
幸い産後うつは再発しなかった。


更年期うつにもなった。
この時は、入院するほど重症だったが
数年で立ち直った。


その後、父が定年になってからは
ふたりで日本中をあちこち旅行していた。
私の息子が生まれてからは
孫を可愛がり
平穏で幸せそうに見えた。


70歳を超えて
父が病気になったのをきっかけに
母はまたうつになった。


2回乗り越えてきたけれど
3回目は乗り越えられなかった。


うつを繰り返した母。
そこには母の生い立ちが深く関係していると思う。