スーパーの駐車場で
先日、スーパーの駐車場で、クラクションを立て続けに鳴らす車がいた。何事かと見てみると、駐車待ちをしている車の列の最後尾の車に、進路をふさがれた車が、クラクションを鳴らしているのだ。そして、その鳴らし方が尋常ではない。この言葉は嫌いなのだが、まさに『ヒステリック』にクラクションを連打していた。しかし、客観的にみると、駐車待ちをしている車は、もう少し脇に寄せることができるようには見えたが、前は詰まっているし、どうしようもないのだ。おそらく周囲の誰もが、あんなにクラクションを鳴らさなくても、と思っていたと思う。
すると、傍で自分の車に荷物を積み込んでいた女性がその場に小走りに近寄り、駐車待ちをしている車を、少し脇に寄せるように、そして、前の車のぎりぎりの際まで進めるよう誘導し始めた。その結果、進路をふさがれた車が、横を通り抜けられるようになったのだ。
クラクションを鳴らしていた車の運転手、進路をふさいでいた車の運転手、車を誘導した人、少し離れたところから傍観していた私、すべて平日の昼間にスーパーに来ていた同年代の女性だ。まるで世間の縮図のようだと思った。
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