誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

夫の帰りが遅い日

遠い国の月子

夫の帰りが遅く、夕食を作らなくてもいい平日がたまにある。息子がいるので、厳密には夕食の『準備』はするのだが、『作る』という程でもないので、非常に気楽である。息子とふたりなら、冷蔵庫の残り物と、少しの野菜。それから、冷凍ご飯でチャーハンか、卵が十分にあればオムライスくらいで事足りる。


そんな日に私は、狭い庭の手入れをすることにしている。普通なら、夕食を作り始めている時間。紫外線のピークを過ぎた夕方から、草むしりをしたり、咲き終わった花を摘んだり、落ち葉を掃き集めたりする。庭の手入れは、始めると止まらなくなるので、大きなバケツ一杯分と決めている。


私はこの時間が好きだ。30分から1時間程の庭仕事。狭い庭から、バケツ一杯分の不要なものを取り除くと、見た目もスッキリする。気持ちもスッキリする。


そして、汗と埃を洗い流すため、夕食前に風呂に入り、夕食の『準備』をして、テレビを見ながら息子と食べる。夫がいる日は、夕食前に風呂に入る余裕なんてないし、夕食時には、テレビなしと決まっているので、これは息子にとっても特別なことだ。


夫の帰りが遅い日を、母子で楽しんでいるのは申し訳ないような気がするが、夫がいない方がいいという意味ではもちろんない。ちゃんと帰ってくると分かっているから、こういう時間を楽しんでいるのだ。