誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

母の生い立ち(8)

遠い国の月子

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母の生い立ち(7)
母の生い立ち(6)
母の生い立ち(5)
母の生い立ち(4)
母の生い立ち(3)
母の生い立ち(2)
母の生い立ち(1)


母の死(3)
母の死(2)
母の死(1)


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今回から
東京の養父母を「元養父母」、
田舎の新しい養父母を「新養父母」と
表記することにする。


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母が新しく引き取られた家族の構成はこうだ。


祖母(元養母の実母)、
新養父母(新養父は元養母の実兄)、
子供2人の5人家族。


そこに母が加わり6人となった。
家は広く10人でも住めるような家だった。


新養父母は良い人たちで
愛情を持って母を迎え入れた。
哀れみもあったかもしれない。
子供たちはふたりとも母より年下で
大きなお姉ちゃんが来たと懐いた。


このようにうまく受け入れられたのは
母の性質によるものが大きかったと思う。
賢い母は
幼いながらも、今の自分の立場を理解し
どのように振舞えばよいのかを
知っていた。


新養父母に対しては
聞き分けの良い、可愛い賢い娘であるように努め
子供たちには、面倒見の良いやさしい姉を演じた。


そんな母に
祖母だけが辛く厳しく当たったという。