誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

母の生い立ち(9)

遠い国の月子

自死した母の生い立ちを少しずつ書いています。生前の母が、時折、途切れ途切れに話してくれたことを思い出しながら、話と話をつなぎながら、また途中には私の推測も加えながら書いています。今まで時系列になっていなかった母の話を、順番に組み立てていくのは、思っていた以上に時間がかかる作業でした。今は1日おきに母の生い立ちをアップするように心がけていますが、今後はもう少し間が空く時もあるかもしれません。読んでくださっている方、ありがとうございます。


このシリーズの一覧はこちらです。


母の生い立ち(8)
母の生い立ち(7)
母の生い立ち(6)
母の生い立ち(5)
母の生い立ち(4)
母の生い立ち(3)
母の生い立ち(2)
母の生い立ち(1)


母の死(3)
母の死(2)
母の死(1)


*****************


新養父母に引き取られた母に辛く当たった祖母。
祖母は元養母の実の母である。


東京にいる自分の娘が離婚して
養子にもらった子を放り出した。


世間体が悪い。


当の娘(元養母)は東京に出たまま戻らない。
田舎村での狭い世間で
理不尽な思いを祖母が抱えていたであろうことは
想像に難くない。


自分の娘に当たれない思いを
放り出された幼い母にぶつけたのか。


それとも
何しろ明治生まれの田舎の人だ。
名家の後家としてのプライドもある。
ただ、しつけや礼儀に厳しかったということなのか。


祖母に厳しく当たられる中
母は辛い思いを抱えながら
少女時代を過ごしていくことになる。