誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

母の生い立ち(11)

遠い国の月子

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母の生い立ち(6)
母の生い立ち(5)
母の生い立ち(4)
母の生い立ち(3)
母の生い立ち(2)
母の生い立ち(1)


母の死(3)
母の死(2)
母の死(1)


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辛い少女時代。


祖母から受ける仕打ちの中で
最も母を居心地悪くさせるもの。
それは祖母のあからさまな
本当の孫たちへの贔屓だった。


食べるものから、着るものまで
母と本当の孫たちとの間には差があった。
家の手伝いという範疇を超えた労働も
母には課せられていた。


賢い母が
自分から遠慮することを覚えたのは
自己防衛だ。
同じ食べものを望まない。
同じ着るものを欲しがらない。
手伝いも自分から率先して
言われる以上のことをする。
自分と本当の孫たちとは違うんだ。
こうしていれば
祖母からのきつい仕打ちを
少ながらず免れることができる。


まだ小学生であった母だが
もう子供ではいられなくなった。