誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

母の生い立ち(14)

遠い国の月子

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母の生い立ち(13)
母の生い立ち(12)
母の生い立ち(11)
母の生い立ち(10)
母の生い立ち(9)
母の生い立ち(8)
母の生い立ち(7)
母の生い立ち(6)
母の生い立ち(5)
母の生い立ち(4)
母の生い立ち(3)
母の生い立ち(2)
母の生い立ち(1)


母の死(3)
母の死(2)
母の死(1)


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高校進学をしなかった母は
集団就職で東京へ出ていくことになる。
昭和30年代前半の「金の卵」と呼ばれた
若年中卒労働者のひとりとなったのだ。


生まれてすぐに東京の元養父母に引き取られ
そこで暮らしたのが10年程。
元養父母の離婚を機に
小学校半ばで田舎村に戻り
中学校卒業とともに東京へ集団就職。
田舎村の新養父母の元で暮らしたのは
5年程のことだった。


母の人生の最初の10年は、幸せだったと思う。
専門的なことはわからないが
乳幼児の心と体に必要なものは
この時期、十分与えられていたと思う。


小学校半ばで、元養父母の離婚。
そして、本当の親ではない事実を知り
さらに、また養子に出されたこと。
ここで受けた母のショックは計り知れない。


それでもその後の思春期を
何とか乗り切れたのは
最初の幸せな10年があったからだと思う。
そういう意味で母は元養父母に感謝していたと思う。


母は大人になってから
元養母との関係を再開したのだが
それはそういう感謝の気持ちからだったはずだ。


集団就職で東京に出てきた母は
その後、父と出会い若くして結婚する。
そして自分の家族を築いていくのだ。


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「母の生い立ち」はここで終了です。この後、母にとってのターニングポイントがいくつかあります。今後はそれについて書いていこうと思います。