誰にも言えない

ぐずぐずの引きこもりの私。いつからこうなったのだろう。誰にも言えないから書きます。

フードコートの友人

義父母に会ってから、いつにも増して、何もやる気が起きない。
→ 突然、義父母と会う
→ 「突然、義父母と会う」続き


だが、友人との約束があったので何とか出かけた。出かける直前まで、キャンセルしたいという思いと葛藤していた。


彼女とは3ヶ月に1回くらい二人で会う。息子の習い事で知り合ったママ友だ。彼女の息子は習い事をもう辞めている。子供同士は特別仲良しではなかったので、それきりとなったが、親同士の繋がりだけが細々と続いている。


彼女はフルタイムで仕事をしているが、平日休みがあるのでその日に会う。いつものように、大型ショッピングモールのフードコートで落ち合った。ここは、まだ彼女の息子が習い事を続けていた時に、お迎えまでの時間を、たまに一緒に過ごしていた場所だ。


お互い、重い話はしない。義父母の話なんてもちろんしない。私が本当に言いたいことは言わないのと同じで、彼女もきっと言わないだけで何かしらは抱えているだろう。そういう年代だ。何てことない話で二人で笑う。お互いの子供は、一人っ子同士なので、似たようなエピソードに、共感することも多い。


実のない、脈絡のない話を延々として、3時間。本心を開いて話をしているわけではないが、それでも、いや、それだからか、心が不思議と軽くなっていることに気が付く。「次は夏休み明けにね」と言って、彼女と別れた。


少し前に、古い友人との付き合い方に悩んでいることを書いた。
→ 古い友人と縁を切れるか


もしかしたら、それは相手の問題というよりは、私が今、求めているものが変わってきたせいなのかもしれないと思った。それが一時的なのか、これからずっとなのかはわからない。今は、フードコートでするような話で、お互い笑える相手といる方が気が休まる。